オペ当日から咬める仮ブリッジはインプラント治療症例

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審美的インプラント・セラミック冠
かめる喜び = 47 = テルミナ歯科クリニック院長
鳥村 敏明
平成20年7月 中部経済新聞にて掲載
  テルミナ歯科クリニック院長
鳥村 敏明

近年インプラント治療は、歯が無くなった患者さんにとって必要不可欠な治療となってきました。
取り外し義歯や歯を削って入れるブリッジに比較して、インプラントなら残った歯を犠牲にすることなく守り、セラミック冠を装着したその日から思い切り咬むことができます。その上、もともとあった自分の歯と同じような舌触りが得られ、さらには見た目の自然なイメージも回復できます。

さて、審美的インプラントを成功させるには、いくつもの難しいテクニックや処置があります。レントゲンやCTによる正確な診断はもちろん、まれにインプラント治療に入る前の矯正治療・歯周病の治療・骨がない時の骨を造成する処置・歯肉のない時の処置・歯肉の形をキレイにするための仮の歯・最終的なセラミック冠の装着などです。

次に、審美的なセラミック冠について説明します。まず、適正な位置に埋入されたインプラント体の型を採り、正確な模型を造ることから始まります。そして、日本人に多いのですが、歯肉の厚さが薄い患者さんはインプラント体の上に装着する土台(アバットメント)が金属の場合、その金属色が歯肉から透けて見えてしまうことがあります。その場合には土台にセラミックやジルコニア(金属に匹敵する強度を持つセラミック)を使用し、歯肉から透けて見える黒い金属色を遮断することで、歯肉の色の黒ずみ感をなくして自然な感じの色にすることができます。

セラミック冠自体を造る時には、隣の歯とよく似た色を再現するために写真を撮って、セラミスト(セラミック専門歯科技巧士)にその色・形表面のざらつき具合などの情報を伝えます。また、長期間歯肉の状態を良好に保つために、歯肉下のセラミック冠の形についても歯科医師とセラミストの間で綿密な打ち合わせを行います。

併設のラボ(歯科技巧センター)では、強度があって天然歯に近い自然な感じを出せるジルコニアを使ったオールセラミック冠や個性的な歯を作り出すためのセラミック材料、さらには適合の良いセラミック冠を作り上げるCAD−CAMマシンなど、最新の材料・設備を使用するとともに最新技術獲得のための研修を継続的に実施することによって、審美的セラミック冠を造っています。

【1】 術前レントゲン
右上6番が歯周病で
抜歯することとなった。
【1】 術前口腔内写真
【2】 術前口腔内写真
【2】 審美的なジルコニアの土台。
歯肉の薄い人でも
歯肉が黒ずみません。
【3】 術中の写真
歯肉を広げないで歯肉に
丸い穴を開けそこから
インプラントを埋入してある。
【3】 術後口腔内写真
前歯のセラミックが
審美的に入りました。

いきいきライフ
平成20年7月
中部経済新聞にて掲載

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