オペ当日から咬める仮ブリッジはインプラント治療症例

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高さ、厚みが重要に
-確実な骨造成をする材料-

 

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テルミナ歯科クリニック院長
鳥村 敏明

平成22年6月 中部経済新聞にて掲載
確実な骨造成をする材料 テルミナ歯科クリニック院長
鳥村 敏明
【写真1】骨造成に必要なチタンメッシュ
【写真2】増やしたい形に曲げて使うチタン補強膜

歯がなくなってしまった時に、他の歯を削ったり、負担をかけることなくセラミックを入れて思い切り咬めるようにする。しかも、長い間使う。これを実現する方法としては、現在のところインプラントしかありません。

インプラントを行う場合、奥歯では約60%、前歯では約90%が骨が足りていません。 70歳、80歳と年齢を経て行くと健全なインプラントや歯があれば骨はその高さを維持しますが、骨の外側内側の厚さは、外側の骨が徐々にやせていくので少なくなります。

埋入オペ時にもし骨が少ない場合、骨のサイズに合う細いインプラントを使う方法では、維持能力が低いために骨の吸収を招きます。
骨の量に充分な余裕がなく、インプラント体の外側に充分な骨が確保できない状態で埋入した場合は、いずれインプラント体の外側の表面が露出しはじめ、インプラント体の咬む力に対する維持能力が低下します。

できる限り長く、できれば一生使っていただきたい。そのためにはインプラント埋入オペ時に、インプラントの外側に充分な「厚さ」の骨が得られるよう、骨造成を行うことが多いのです。また、骨があれば歯肉の高さも維持されます。前歯のように自然感を出す必要がある部位では、審美的結果が得られるようにほとんどの場合骨造成を行います。

このように骨造成は非常に重要ですが、これは簡単な術式ではありません。骨を造る材料を単純に置いておけば、勝手に骨ができるということではないからです。
周りに骨が充分あれば、その内部に骨を作ることは材料を誤らなければ難しくありませんが、骨の高さ・巾を獲得することには特殊なテクニックと材料が必要です。
特に必要な材料は、チタンメッシュ(チタンの網)やチタン補強膜(チタンで補強された膜}で、これらを骨を増やしたい形に曲げ、骨造成部に設置して使います。

これらの材料を使用することによって、確実に必要とする骨の高さ巾を獲得することができるのです。




平成21年6月 中部経済新聞にて掲載
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