
【図1】 |
|

【図2】 |
|

【図3】 |
|

【図4】 |
|

【図5】 |
|

【図6】 |
|

【図7】 |
|
フラップレスオペというのは、メスを使っての直線的切開や歯肉剥離、そして縫合をしない手術です。非常に外科的な浸襲が少ないオペで、その利点は
(1)1本インプラントを埋入するオペが10分前後の短時間で完了する。
(2)術後の出血や腫れ、痛みが、皆無に近い。
(3)歯肉の治療が早い。
(4)1週間後の抜糸が不要になる。
などがあります。患者さんにとっては非常に楽なオペになります。
このようなオペを行なうためには、術前に当センターの低被爆歯科用CTでインプラント体の埋入位置をはじめ、深度、角度、種類、サイズをシミュレーションしておく必要があります。その事前の準備があってこそ、安全に正確にフラップレスオペができるのです。
また、手術部位は角化歯肉の幅があって、骨の幅と高さがあることも条件となります。このことから下顎ではフラップレスオペができないことが比較的多いです。
症例は、右上5番6番(図1)、左下5番6番(図2)の4ヶ所に同時に1回法(手術が最初の1回だけ)でインプラントを埋入したものです。右上左下の4ヶ所をドリリングして、同時にインプラントを埋入した時点でほとんど出血がなく(図3図4)、1回法でギャップが口の中に見える状態で入れてあります(図5図6)。
この症例では麻酔を打ちはじめてからインプラントを4本埋入するオペが完了するまでの所要時間は約40分でした(術後レントゲン・図7)。
|