オペ当日から咬める仮ブリッジはインプラント治療症例

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インプラント治療を安全に行なうための2日目の検査
-その2 血液検査-

 

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テルミナ歯科クリニック院長
鳥村 敏明

 
平成21年12月 中部経済新聞にて掲載 テルミナ歯科クリニック院長
鳥村 敏明
【写真1】血液検査依頼書
【写真2】真空採血管セット
【写真3】血液学的検査・生化学的検査・血清学的検査の結果報告書

 インプラント治療を安全に受けるためには、患者さんが現在健康で全身状態が良好かどうか、感染性血液疾患がないかどうかを確認してからオペを行う必要があります。そのために血液検査が必要になるのです。
  採血して得られた血液を臨床検査センターへ送れば、数日以内にクリニックにデータが送られてきますので、その検査結果を診て異常がないかを確認します。
もし、患者さんが知らない病気の可能性があれば、患者さんの主治医の先生に意見を伺うための対診を行います。
  血液検査項目は二十数種類あり、大まかに@血液学的検査A生化学的検査B血清学的検査に分かれます。
  @血液学的検査では、白血球数・赤血球数・血色素量・ヘマトクリット・血小板数などの検査項目を調べ、血液そのものの状態の検査結果が分かります。これらにより身体のどこかに殺菌感染か炎症がないかどうか、貧血状態でないかどうか、腎不全・心臓疾患・白血病などの病気の可能性がないかどうか、出血しやすいか止血機能に異常がないかどうか、などを調べることができます。
  A生化学的検査では、血液中のタンパク質・脂質・糖質・酵素などの成分を検査します。
これらの検査項目に異常があれば、肝疾患心臓疾患・糖尿病・高脂血症などの疾患の疑いがあります。たとえば、脂質の検査異常で動脈硬化症が疑われる場合には、オペによって患者さんにいっそうのストレスがかからないように、血圧上昇を防止する注意を払います。
  B血清的検査では、病気による抗原抗体反応を検査します。これにより各種肝疾患や心疾患などの存在を疑うことができ、さらにエイズ・感染性血液疾患の有無を検査することによって、患者さんから患者さんへ、患者さんからスタッフへの院内感染を防ぐことがけきるわけです。
  以上、3種類の検査によってあらかじめ体調や病気の存在などを把握しておけば、安全で安心なインプラントオペを行うことができます。




平成21年12月 中部経済新聞にて掲載
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