オペ当日から咬める仮ブリッジはインプラント治療症例

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狭い隙間にインプラントかラミネートベニアか矯正か
かめる喜び = 53 = テルミナ歯科クリニック院長
鳥村 敏明
平成21年1月 中部経済新聞にて掲載
  テルミナ歯科クリニック院長
鳥村 敏明
【写真 1】
下顎の前歯及び右側のブリッジに違和感を感じて来院された患者さんの初診のパノラマレントゲン。
【写真 1】
【写真 2】
下顎の前歯のブリッジ部分のデンタルレントゲン。
【写真 2】
【写真 3】
下顎の前歯のボンティックを切断した状態。間隙は約4mm。
【写真 3】
【写真 4】
左下1番に細いタイプのインプラントを埋入した直後のデンタルレントゲン。
【写真 4】
【写真 5】
左下1番、右下5番にインプラントを埋入した直後のパノラマレントゲン。
【写真 5】

欧米人は往々にして前歯に隙間が有ってもあまり気にせず、その隙間の隣の歯の治療をする機会が有っても隙間を閉じずにセラミック冠を入れ、隙間を元の多きさに残す事が良くあります。隙間はその患者さんの個性と考えイメージが変わってしまうと考える欧米人が多く居ることによります。

それに比較して日本人には特有の美的感覚がありますので前歯に隙間が有ることは美しくないと考えている人が非常に多いのです。そのため前歯の隙間を無くしてキレイな歯並びにしたいと言われる患者さんが多いのです。
この場合の治療の選択基準は患者さんの要望によって左右されます。
例えば「歯を少しでも削りたくない。」「治療中外観がおかしくない様にしたい。」「仕上がりを良くするために歯を削ってもよい 。」「短期間で完了したい。」「ある程度期間が長くかかっても良い。」など色々有 りそれを満たす治療法を選択します。

インプラントは簡単なオペが必要なり少し日にちがかかりますが歯を削らなくても良くしっかり咬めるセラミック冠が入れられます。ラミネートベニアはわずかに歯の表面を削りますが短期間で処置を完了させることが出来ます。
矯正は通常は歯の表面にブラケットというボタンの様な物を付け細いワイヤーを通しますので見た目で矯正を 行っている事が分かりますが、最終的に前歯は削らないで自然の歯並びにする事が出来ます。
見た目についてもアメリカでは矯正を行っていることは一つのステイタスと考える人も多く成人でも多く行っています。
場合によっては舌側矯正と言って外からあまり見えにくい様に主に内側にワイヤーをかける方法も有ります。

これは舌触りが悪い・しばらく発音しにくい・舌側矯正の治療の限界・高額な費用などの欠点も有りますが社会生活上必要とする患者さんもいます。

更に治療法には適応症が有ります。
例えばインプラントは歯と歯の間の隙間の大きさが最低3ミリ以上のケースであれば出来ます。しかし歯根と歯根が近接していればインプラントは出来ない事もあります。3ミリ以下ではラミネートベニアや矯正を考えた方が良いでしょう。

もしインプラントで歯が入れられた場合それは他の歯を削ったりせず、大して痛み腫 れが無く、成功率も非常に高く、非常に長くセラミックの歯を使って行くことが出来る治療法となるでしょう。

どういう治療法でも基本は出来れば残った歯をあまり大きく削ったりせずに患者さんがあまり痛い思いをせず楽に治療を受けられる方法で行うことが大事です。


いきいきライフ
平成21年1月
中部経済新聞にて掲載

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