オペ当日から咬める仮ブリッジはインプラント治療症例

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上の奥歯で骨がない症例
かめる喜び = 45 = テルミナ歯科クリニック院長
鳥村 敏明
平成20年5月 中部経済新聞にて掲載
低浸襲オペシリーズ:12 テルミナ歯科クリニック院長
鳥村 敏明
【写真1】 術前パノラマレントゲン
【写真1】 術前パノラマレントゲン
【写真2】 術前の口腔内写真
【写真2】 術前の口腔内写真
【写真3】 術前歯科用CT画像
【写真3】 術前歯科用CT画像
【写真4】 術後パノラマレントゲン
【写真4】 術後パノラマレントゲン
【写真5】 術後歯科用CT画像
【写真5】 術後歯科用CT画像

上の奥歯を歯周病や虫歯で抜歯した後は、歯根の周りの骨が吸収されて体積は小さくなります。それに加え、その骨の中には上顎洞という空洞、つまり副鼻腔があり、その空洞が下がってくることで更に歯を抜いた箇所の骨は小さくなります。

通常、骨のある所に埋入した場合のインプラントなら、1.5〜3ヶ月で骨と結合するのでセラミック冠を装着して咬めるようになります。
しかし、骨が小さくなった所は、骨を造ることがインプラント埋入オペと同時に必要となります。

上の奥歯は強く咬む場所なのでインプラント体の長さは10mm以上ほしいのですが、骨の高さは5〜8mmあるいはそれ以下、場合によっては0.7mmしかないことも多いのです。

このような時、大きな病院では、サイナスリフトという大きなオペで骨を造ることが多いのです。
サイナスリフトは骨の少ない所に効果的に骨を造ることができますが、そのオペには「時間がかかる」「入院が必要になる」「骨を造る材料を腰骨など口の中以外から採取することがある」「術後に強い腫れが起こる」など、患者さんの体に大きな負担を強いることになります。

当クリニックではサイナスリフトと同じくらいに骨を効果的に造ることができ、オペの時間も短時間で、代用骨を使用して腫れもほとんどなく、インプラント治療を楽に受けられる「ソケットリフト」という方法を採用しています。
この方法によって、骨の高さがわずか0.7mmでも骨を造る処置)骨造成、GBR)を行うと同時に、インプラント埋入を行っています。

【写真1】は、初診時のレントゲン。
【写真2】は、初診時の口腔内写真。
【写真3】は、歯科用CT画像。
【写真4】は、ソケットリフトで骨を造り、同時にインプラントを埋入した術後レントゲン。
【写真5】は、術直後CT画像。
(インプラント埋入オペ後にすべて歯科用CTを撮影して分析・確認しています)


今回のケースでは骨の高さは6mmでしたが、「ソケットリフト」ならこれ以上に骨が少なくてもインプラント治療は楽にできます。

いきいきライフ
平成20年5月
中部経済新聞にて掲載
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