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中部経済新聞に掲載されました記事をご紹介致します。
7.埋入当日に咬める 中部経済新聞 平成17年3月25日掲載
日本では35年ぶりとなる万博が平成17年の今日開催しました。さまざまな分野の最先端技術と出会える場として期待されています。一方、歯科インプラントにおける技術も日々進歩
しています。
その一つに、「即時過重(イミディエートローディング)」という技術があります。これは、インプラントを埋入したその日に、仮歯や仮ブリッジを入れられるようにする技法のことで、見た目を良くできること、ある程度すぐ咬めるようにできることが
、その利点です。
通常インプラントを埋入した場合、早くて1ヶ月半、骨が軟らかい場合、6〜9ヶ月経ってから冠やブリッジの型を採り、そこからさらに10日〜4週間ほどかけてインプラントの製作で、インプラント治療が完成するまでは、インプラントが完了して無く見た目も気になりますし、取りはずし型のブリッジを使うことになるので、しばらくの間はインプラントで不自由な思いをするのが通常です。
そこで、インプラント治療の期間できるだけ不自由な時間を減らすために開発されたのが、「イミディエートローディング」と言うインプラント技術です。多くは骨と結合する期間が短く、術後の経過の良いインプラントを使用します。
例えば、総義歯(総入れ歯)の方で最初から調子が悪い方がインプラントを埋入すると、義歯がインプラントを圧迫する傾向があります。
そうした場合、骨の状態が良ければですが、下顎で5本以上、上顎で6本以上しっかりインプラントを入れられれば、インプラント手術の当日に、仮のブリッジが装着できます。
このインプラント治療時埋入する本数は、骨量により個人差がありますが、骨量が多くない日本人の場合は上顎なら8本以上埋入した方が安全なことが多いようです。
10年ほど前、3本のインプラントを入れた当日に、ブリッジを入れる「ノバム」という方法が考案されましたが、ブリッジが非常に精密で、治療の術式も、精度を要求されるものでしたので、一般的には普及しませんでした。
ところが、2年ほど前、ポルトガルにおけるインプラント治療のパウロ・マロ先生が、「オールオンファイブ」と言って、上顎・下顎ともにインプラント
を5本埋入し、即日に暫間ブリッジを入れ、咬めるようにする方法を発表しました。
いまではさらに進んで、「オールオンフォー」という4本での方法も発表されています。 このように、インプラントの本数を減らすことができれば、それだけ治療費も少なくてすみますが、骨量など条件が良い場合に限られます。
最近では、インプラント手術の当日に1本の仮歯を入れたり、大きな仮のブリッジを入れたりすることが少しずつ増えています。しかし、骨とインプラントがしっかり結合していない時点で入れる方法ですから、1ヶ月くらいは、あまり咬まないようにしてもらっています。
それに対し、仮にしろ即日歯が入り、ある程度咬むことがすぐでき、見た目も良くなる魅力的な治療法「イミディエートローディング」という新しいインプラント治療は、患者さんにとって、大きな喜びとなっています。
・インタビュー記事 インプラント実績は1500本
中部経済新聞インタビュー記事 平成16年9月14日掲載

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