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中部経済新聞に掲載されました記事をご紹介致します。
15.少しでも痛みを軽減 中部経済新聞 平成17年11月29日掲載
歯肉をできるだけ切開しないインプラント歯科治療を目指し、歯科技術は日々進歩しています。
歯科治療の際の切開をなるべく短くし、 短時間かつ正確に安全にインプラント埋入できれば、術後の痛みを
殆ど感じさせないようにすることができるからです。 しかし、僅かとは言え、切開が少しでもあるわけですから、 まったく痛みが無いという訳にはいきません。
でもインプラントの患者さんにしてみれば、少しでも痛みを軽減して欲しい、治療時間を短くして欲しいという欲求があるのは当然です。
そうした要望に応えるべく開発されたのが、 「フラップレス・インプラント埋入」です。この術式では通常のメスを
使った切開をしません。代わりに小さな丸い穴を開けて、そこからインプラントを埋入します。
このインプラント治療は、メスによる切開を伴わないため痛みが少なく、患者さんにとって満足度はかなり高いものがあります。
ただし、この「フラップレス・インプラント埋入」には、それをするためのさまざまな制約条件や留意点そして何より、
通常のインプラント治療に比べて遥かに危険性が高いという課題があります。
例えば、骨の形を直接肉眼で見ないで治療を行うため、微妙かつ高度な技術が要求されること。感染の機会が増えること。
骨の火傷や破損や破折の確率が高いこと、顎骨外への穿孔が懸念されることなどです。
一方、「フラップレス・インプラント埋入」を行うための条件としても、次のような制約があります。
- インプラントの前に、骨の量が十分あり、とくにインプラントを埋め入れた部分の外側に 最低でも一・五ミリの骨壁があること。
(日本人の場合、この部分の骨の厚さが足りないことが多い)
- インプラントの周囲に充分な量の動かない歯肉(付着歯肉)があること。
骨の形をCTで把握できていること。
- 正確なシュミレーションができていること。 こうした条件が満たされたうえで、さらに一般的なインプラント治療の条件である「喫煙習慣がないこと」
- 「重度な全身疾患がないこと(主治医の許可があれば実施することもある)」 「口腔衛生状態が良いこと」「腫瘍治療のための放射線照射を顎の骨にしていないこと」
「開口障害がないこと」
などの条件が求められます。
このような制約条件をクリアし、術式の安全性が確立されれば、患者さんへの貢献度の高い「フラップレス・インプラント埋入」
は、これからますます行われる頻度が高まるはずです。そして、「フラップレス・インプラント埋入」の当日に最終ブリッジ を入れられるよう計画し、予定しています。
・インタビュー記事 インプラント実績は1500本
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