インプラント周囲の歯肉と天然歯周囲の歯肉の違い|名古屋の歯科医院・テルミナインプラントセンター

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中部経済新聞掲載 インプラントコラム

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医療法人エルザ会 テルミナインプラントセンター

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インプラント周囲の歯肉と天然歯周囲の歯肉の違い 医)エルザ会 テルミナ歯科クリニック 院長 鳥村敏明

天然歯は、私たち人間が神から授かった贈り物と言えるかもしれません。
物が食べられなくなると私たちは生きていくことが難しくなりますが、現在では、歯が無くなったとしても歯科学の発展のおかげでインプラントを骨に植立することで、失った歯の代わりをしてもらうことができるようになりました。
さて、インプラント周囲の歯肉と天然歯周囲の歯肉との違いは、どこにあるのでしょうか。
天然歯の歯肉は、その厚さが薄い場合でも歯肉の健康を保つことができます。なぜなら、天然歯周囲には歯根膜が存在するからです。
一方、インプラントにはその歯根膜がありません。したがって、インプラント周囲の歯肉が薄い場合は、問題が発生する可能性があります。(図を参照)
特にインプラントの場合は、この周囲の歯肉を厚くすることが重要で、厚ければ厚いほど健康な歯肉となります。
日本人の歯肉は、西洋人と比較すると歯肉の薄い人が多いといわれていますが、歯肉が厚ければ血管から酸素が運ばれやすくなり、健康状態を保つことができるのです。
歯肉が薄い場合は、天然歯でも歯肉の退縮(歯肉の下がり)がおこり、ブラックマージンといわれる症状(歯の頸部が黒くなる)が現れ、審美的に問題が発生します。この現象はインプラントでも発生し、周囲の歯肉が薄い場合はインプラント本体が歯肉の外側に見えてくるようになり、審美的に問題となります。
その歯肉の厚みを保つためには、外科的な手法によって、上顎の口蓋から歯肉を採取し、移植を行う方法があります。
私は、この外科的な手術を行っていますが、患者さんへの負担(痛みなど)を考慮して、できるだけ行わないように心がけています。このような場合は、歯肉が薄くなることを防ぐために、新しい考え方のインプラントを使用しているのです。
このインプラントを使用すると、外科的方法である歯肉移植やGBR(骨を増やす方法)を行わなくてもインプラント治療が行えることが多くなります。それはまさしく、患者さんへの負担を少なくすることにつながるものだと私は考えています。



■平成29年11月30日 中部経済新聞にて掲載

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