オペ当日から咬める仮ブリッジはインプラント治療症例

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即時仮ブリッジで苦痛軽減
-平行なインプラント埋入-

 

かめる喜び

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テルミナ歯科クリニック院長
鳥村 敏明

平成22年7月 中部経済新聞にて掲載
平行なインプラント埋入 テルミナ歯科クリニック院長
鳥村 敏明
【写真1】すべて平行に埋入されたインプラントのオペ当日の写真
【写真2】インプラントの上にオペ当日に装着された仮ブリッジ

長年にわたって総入れ歯やそれに近い状態の取り外し入れ歯で食事をしている患者さんは、食事の時に義歯が動いたり、歯肉と義歯の間に物が入ったりして痛くて咬めないといった苦労をしていることが多いようです。

歯が無くなってすぐに作った総義歯などの場合、顎の骨が多い状態で合わせるので何とか咬める義歯を作ることができます。
しかし、歯肉を介して義歯からの圧力が加わると、骨はその力から遠ざろうとして骨の中にある破骨細胞が自分の骨を食べはじめ、骨がやせていき力が加わらなくなります。
これは義歯が乗っている顎の中の骨全体に広がるので、入れ歯を作って4〜5年経過すれば骨が全体に萎縮して合わなくなり、食事の時に苦労することになるわけです。

このような患者さんが、歯を無くしてから比較的早めにインプラント治療を選択されると、インプラント埋入オペ当日の即時に仮のブリッジを入れることが楽にでき、その日から仮ブリッジで食事ができます。
もちろん、総入れ歯を長く使用していた患者さんもCT撮影後のシミュレーションをしっかり行えば即時仮ブリッジを装着できます。
この場合、インプラント本数は安全に行なうためにも、下顎では6本、上顎では8本が標準となります。
あまり少ない本数で行なうと、万一の場合はすべてのインプラントを失う危険性があるのです。

総入れ歯やそれに近い状態の患者さんに、インプラントを埋入して当日即時に咬めるブリッジを装着する方法はいろいろあります。
中でも最終のセラミックブリッジを製作する上で、すべてのインプラントを並行に埋入するのが一番良い方法だと思いますが、6〜8本のインプラントをすべて平行に埋入するにはテクニックと熟練が必要です。

インプラントをすべて平行に埋入オペし、当日簡単に製作して装着できる「オペ当日から咬める即時仮ブリッジ」は、その後数ヶ月の治癒期間が経過してセラミックブリッジの型を採る時まで外す必要はありません。
骨とインプラントが統合したら、セラミックブリッジの型を採ってから完成して装着するまでの2〜3ヵ月の期間中に8〜10回の慎重なチェックを行ないながら仮ブリッジの着脱を繰り返しますが、インプラントが並行であれば通院治療時の着脱は非常に簡単で短時間に済みます。
これが、患者さんの毎回の苦痛を大きく軽減することにつながっているのです。




平成21年7月 中部経済新聞にて掲載
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