【写真1】下顎の合成樹脂オペ後、即時仮ブリッジ前歯だけ歯肉色 |
|
【写真2】上顎のオールセラミック仮ブリッジ。オペ後2週間で装着、前歯だけでなく奥歯でも歯肉色セラミックが使用してある |
|
|
当院では総義歯の患者さんに、インプラントを埋入したその日に仮ブリッジを入れることで咬めるようにします。
それは、この仮ブリッジによって食事ができるだけでなく、見た目にも歯がそろっているように見せることができ、仕事や普段の生活にも支障がなくなるからです。また、強度的に許される範囲で、できる限り薄くして舌触りも改善し、発音にも影響しにくいようにしています。
歯がそろっていたころの状態に近づくように製作した仮ブリッジを、インプラント埋入オペ当日に装着することで患者さんのQOL(生活の質)を上げることができます。
オペが終わってから数カ月、あるいは骨を同時に造った時には材料によって6〜12カ月の治療期間が必要になり、その後に最終的なオールセラミックブリッジを製作します。患者さんにとって、この長い期間を快適に生活できることはとても大事なことなのです。
さらに最近では、仕事上で人と話すことが多い方をはじめ、人を指導したり、交渉や商談をする職種の患者さんも増えてきました。これらの患者さんは、話をする相手に口元をよく見られることから、仮ブリッジで口を大きく開けて笑っても自然な感じにしたいという要望が高くなります。
総義歯状態になる原因の多くは、歯周病で骨がなくなって歯が失われるため、仮のブリッジを入れて歯が見えるようにすると、歯の長さを骨がなくなった分だけ長くせざるを得ないことがほとんどです。
患者さんによっては、笑ったときに歯肉まで見える方も多く、歯が長ければ口元の印象が良くないこともあります。この場合、歯を標準的な長さに作り、それ以上の部分は歯肉の色に合わすことで、口を大きく開けて笑っても歯の大きさへの違和感は非常に少なくなります。(写真上)
このように歯の大きさに自然な感じを出す手法で、オペ後2週間でオールセラミック仮ブリッジを製作し患者さんに装着すれば、その患者さんが芸能人であっても気づかれることなく仕事ができるでしょう。(同下)
年々、患者さん側からも高度な技術を求められてきますので、当院でもさまざまなニーズに応えられる技術力を日々向上させています。
|