〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-8-3
日本銀行 名古屋支店南隣り
(岐阜・三重からも通院圏内)
【診療時間】 | 月・火・水・金/9:30~18:30 土・祝/9:00~18:00 |
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【 休診日 】 | 木曜・日曜 |
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木曜・日曜
現在、インプラントは前歯や奥歯を問わず、どこにでも設置できるようになっています。
中でも前歯には最終的に審美的な仕上がりが求められ、入れる歯に自然感が必要なときには、オールセラミッククラウン(オールセラミック冠)を制作することがあります。
オールセラミッククラウンは金属を使用しないセラミック冠で、その特長としてはクラウンの内部から反対側にも光を透過するので天然歯のような色調が再現できることです。また、金属を使わないので金属アレルギーの患者さんにも安心して使用できます。
オールセラミッククラウンは昔から作られていますが、近年では金属併用のセラミック冠に匹敵する強度のものが開発され、インプラントの最終クラウンとして安全に使えるようになってきました。
当院ではインプラントに使用するオールセラミッククラウンの種類として、コーピング(セラミックの土台)というセラミック製のキャップを用いるタイプと、コーピングなしのタイプがあります。
コーピングは併設のラボラトリーにあるCAD/CAMマシンで正確に作られます。セラミックコーピングは現在セラミックの中で最強のジルコニア製で、金属に匹敵する曲げ強度(800~1200MPa:メガパスカル)があります。このジルコニアコーピングの上にセラミックをリアリング(築成用陶材を盛り上げ焼成、曲げ強度80~100MPa)して作るオールセラミッククラウンは強度も高く、とても審美的です。
また、コーピングなしで作るタイプには、併設ラボラトリーのCAD/CAMマシンで高強度審美的セラミック(曲げ強度360MPa)を正確に削り出して制作するオールセラミック冠があります。
さらに当院では、ジルコニアコーピングの上に高強度セラミックを溶融・プレス(曲げ強度400MPa)する方法も採用しています。通常、インプラントに連結する土台はチタン製ですが、これにもジルコニアなどのセラミックを使用することで審美的な歯に仕上げることができます。
現在はケースバイケースですが、コーピングがあるタイプ・ないタイプ・ジルコニア・リアリング・プレス・CAD/CAMなどさまざまなハイテク技術を駆使し、患者さんのニーズにもお応えしながら信頼性のある高強度審美的セラミッククラウンやインプラント土台を制作し、装着しています。