〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-8-3
日本銀行 名古屋支店南隣り
(岐阜・三重からも通院圏内)
【診療時間】 | 月・火・水・金/9:30~18:30 土・祝/9:00~18:00 |
---|---|
【 休診日 】 | 木曜・日曜 |
月・火・水・金
9:30~18:30
土・祝
9:00~18:00
木曜・日曜
私は毎年、歯科に関する新しい情報獲得や治療技術向上のために海外セミナーに参加しています。
今回は、シンガポールで行われたセミナーに参加してきました。
インプラント治療においては、さまざまな医療分野の技術を歯科に応用することが行われ、治療を行う場合に患者さんへの外科的な負担をできるだけ少なくするような新薬、器械、それを応用した技術が発達しています。
インプラント治療は、歯科医学における画期的な治療として確立され、高い成功率が得られる治療として多くの歯科医が実践しています。
しかし、天然歯と比較すればインプラントがより優れているとは言えない点もあります。たとえば、天然歯の周囲には歯根膜がありますが、インプラントには歯根膜はありません。
そして問題は、口腔内の衛生環境が良くない結果、天然歯では歯周炎、インプラントではインプラント周囲炎という病気になり、歯やインプラントの喪失が発生するという事実があることです。
この歯周病を治すためには、患者さん自身が歯ブラシを正しく行うことによって、天然歯やインプラント周囲をいかに清潔に保つかにかかっています。
いったんこの病気にかかってしまえば、歯科診療所を訪問して専門的な歯周病治療を受けなければなりません。歯周病を治すには、どうしても歯やインプラントの周りに付着したプラーク、バイオイルム、歯石といった細菌の塊を除去する必要があるからです。
この不良物を取り除くための有効な方法が必要になっているわけですが、今回シンガポールで行われたセミナーへの参加の目的は、新しい新薬を使用し、インプラント周囲炎や歯周炎を治療するためのテクニックを習得するためでした。
その成果として、今後この新しいテクニックを活用し、患者さんの治療に役立てることができると期待しています。
シンガポールセミナー 「セミナー実習」
シンガポール薬剤「歯周炎・インプラント周囲炎治療の新薬」
■令和元年09月27日