当クリニックの新型コロナウイルス感染防止対策｜名古屋の歯科医院・テルミナ歯科クリニック

最近の新型コロナウイルス蔓延による世界中と日本中の人々の社会生活に大きな影響が出ていることに大変心配しています。
その中でも医師、看護師など医療関係者が、危険な状況に置かれていて、時に重症患者さんに対して医師たちが背中が開いているエプロン姿で必死に対応している姿の報道を目にするたびに胸が痛みます。
私たち歯科医師をはじめとするデンタルスタッフも、処置の経過観察や痛みとか腫れとか前歯が取れたなどの緊急患者さんへの対応を日常的に行っていますので、この時期にしばらくの期間休診を実施するわけにもいきません。
もちろんこのような状態でも、来院患者さんやスタッフ全員の安全な環境を維持する必要があり、当クリニックにおいては現在できうる新型コロナウイルス感染防止対策を行っています。
いくつかを紹介しますと、診療環境に対する殺菌消毒として、次亜塩素酸ナトリウム酸化水100％原液（塩素濃度200PPM）を朝、昼、夕の3回、室内に空中散布する。患者さんが使用した治療椅子などを次亜塩素酸ナトリウム酸化水原液で毎回清拭消毒する。院内の空気滞留防止のため、すべての外気吹き出し孔の吹き出し力を最大にする。個室診療室、その他全室にサーキュレーターを設置し空気の入れ替えをする。ドアは全室開放し、常時新鮮な空気へ入れ替えを行う。スタッフ全員は、マスクとともにフェイスガードを着用して作業や対話を行う。完全防備の手術衣を使用する。ドアノブや廊下の手擦りなど、人の手に触れるところは頻繁に清拭消毒をする。血液検査の検体の扱いだけでなく、採血用注射針注射筒の処理にも厳重注意を払う。クリニックの入り口ドアは常時開放にする。使用した治療基本セット、タービンなどの回転切削機器は、真空・加圧高温蒸気を数回繰り返し、完全滅菌できるBタイプオートクレーブを使用する。口腔内でタービンなどを使用する時には、口腔外バキュームで切削粉などを吸引する。などを徹底して実施しています。 また、手洗い場所ではエアータオルは使用せず、ペーパータオルを使ってもらうようにしています。院内各所にはアルコール手指消毒液を設置し、患者さんやスタッフが自由に使用できるようにもしてあります。 以上、当院ではこれらのウイルス感染防止対策を行っています。

■令和2年4月24日