〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-8-3
日本銀行 名古屋支店南隣り
(岐阜・三重からも通院圏内)
【診療時間】 | 月・火・水・金/9:30~18:30 土・祝/9:00~18:00 |
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【 休診日 】 | 木曜・日曜 |
月・火・水・金
9:30~18:30
土・祝
9:00~18:00
木曜・日曜
当院では、インプラント治療を多く行っていますが、インプラントの冠を装着した後は、必ず定期的に検診を受けてもらうようにしています。
インプラントは虫歯にはなりませんが、適切なプラークコントロールができていないと歯周病になるからです。
インプラントの歯周病には、周囲粘膜に炎症が起こるインプラント周囲粘膜炎と、骨にまで炎症が進行するインプラント周囲炎があります。
インプラント周囲粘膜炎は、インプラントの周りに歯垢(プラーク)が停滞して細菌が増殖することで発生し、歯肉の発赤や腫脹、ブラッシング時の出血などの症状がみられるようになります。特徴としては、痛みや違和感などの症状が出にくいため、自分では気付きにくいことです。
インプラント周囲粘膜炎が進行すると、やがてインプラント周囲炎に移行します。
インプラント周囲炎は、顎の骨まで感染がおよび、治療や症状の緩和に時間がかかったり、悪化した場合にはインプラントが抜けることもあります。
インプラントを長持ちさせるためには、適切なセルフケアと定期的に検診を受けることが重要です。
検診の際には、レントゲン撮影でインプラント周囲の骨や天然歯、周囲の骨の状態を確認するだけでなく、全体の噛み合わせのバランスを確認し、不具合があれば調整を行ったり、口腔内全体に病変がないかを調べます。
その後に歯に付いた汚れを除去し、口腔内を綺麗にします。さらに、ブラッシング指導を行ったりもします。
当院では、半年に1回のメインテナンスを行っていますが、患者さんの状態によっては、少し短い期間で検診を行う場合もあります。
インプラント治療後に定期的に歯科医院で診てもらうことによって、患者さんの状態に応じたメインテナンスが可能になるのです。
調子が良いと思っていても、口腔内の環境は年々変化します。
継続してメインテナンスを受けることが、天然歯やインプラントをより良い状態に保つことに繋がるので、定期的な検診をお勧めしています。
■令和2年6月26日