歯の周囲の骨がなくなり歯が保存不可能になった場合、通常は抜歯して1ヵ月半〜3ヶ月待ってから、自分の骨か骨補填材を使用して骨を造るGBR(骨造成)を行い、骨ができるまでさらに6〜9ヶ月待ちます。
骨ができてからインプラントを埋入し、その時に上顎の奥歯の部位で骨の厚さが足りなければソケットリフト(上顎洞の底に骨を造るための上顎洞粘膜を下から持ち上げ、骨補填材を入れるテクニック)も併用して治癒期間をまちます。骨の厚さが足りていればインプラントの治療期間として約3ヵ月半待ち、ソケットリフトを併用した時には6〜9ヶ月待ってからセラミック冠の型を採って装着します。
通常のインプラント治療の手順では、4つの麻酔を打って切開するオペを3回か、場合によっては4回行い、合計11ヶ月〜1年11ヶ月かかることになります。(骨補填材の種類により期間は変わります。)
しかし、手術の回数は少ないほうが患者さんの苦痛を少なくして喜んでインプラント治療を受けてもらえるはずです。ですから、現在では基本的にこの4つのオペをたった1回ですべて行うようにしています。 |
 |
図1. パノラマレントゲン
抜歯・インプラント埋入・ソケットリフト・
骨造成を同時に行ったケース |
 |
| 図2.デジタルレントゲン |
|