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中部経済新聞に掲載されました記事をご紹介致します。
6.骨密度の違いが要因 中部経済新聞 平成17年2月25日掲載
衛生的かつ正確に短時間で最小限のインプラント侵襲オペをすれば、インプラントでの不安は、ほとんど無いことを前回お話しました。
今回はそのインプラント・オペ後に起こりうる不安と問題、そしてその対策について お話したいと思います。
インプラント治療を行った後、多くの方が不安に思われるのが、「自分の骨とインプラントとがうまく付くのだろうか」
ということだと思います。
インプラントは、通常埋入オペをしてから下顎で6週間〜3ヶ月、上顎は3〜9ヶ月で、骨と結合します。インプラントが
結合に要する期間で、このように上下の顎で違ってくるのは、骨の密度や量、また硬い皮質骨と、軟らかい海綿骨の分布状態、それに上下の顎が、形が異なるためです。
一般的に下顎は骨の密度が高く、上顎は低いことが、その差になります。また、インプラントの結合期間に、個人差が
あるのは骨密度の違いが大きな要因です。ですから、骨密度の低い人や、骨粗鬆症の人は、どうしてもインプラントの完成が遅くなりがちです。ちなみに、骨粗鬆症の人の場合は、通常より3ヶ月ほど長くインプラント治療期間を要します。
その他には、インプラントの種類(材質)によっても期間に差が出ます。最新のインプラント素材で、3週間で下顎の骨と結合するインプラントが、今年12月くらいには一般治療用インプラントとして入手できそうです。今年6月にミュンヘンで開催される学会でそのインプラントが発表予定です。
ところで、骨密度が高い人ほど、インプラントが適しているのか、といいますと、必ずしもそうとはいえません。まれにではありますが、骨密度が高すぎて、血流が非常に少ない人がいるからです。そうすると、インプラントが適当な血流におおわれないため、細菌に感染しやすくなります。
従って硬い頑丈な骨であることが、かえって災いし、骨とインプラントの結合を妨げるということになってしまいます。
ただし、確率は大変低く私のクリニックでは1%以下です。もし、そうした理由で細菌に感染した場合は、残念ながら、一度埋め込んだインプラントを取り外すことになります。
しかし、それで、二度とインプラントができなくなってしまうのか、といいますと、そうではありません。しばらく日を置けば血管は増えてきますので、硬い骨であっても、再度インプラントを埋め込むことができます。
インプラントが骨と結合し、セラミック冠が入ってしまえば、その後は、ほとんど感染することはありませんから、トータルで考えれば、特殊な1%の例を除けば、インプラントの成功率は、99%以上ということになります。
いずれにしてもインプラントとは、一旦治療が完了すれば、入れ歯のように合わなくなったり、破損したりしにくく将来まで長期にわたって、健全な状態を保つことが出来る予知性が高い安全な治療法です。
・インタビュー記事 インプラント実績は1500本
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